kujaku特設ページ

 

 
 
OLD「kujaku」ジャケ写.jpg 

OLD / kujaku

 NAME-0001 ¥2,600
 NO NAME RECORDS
 Zealot  

 

 
 
1.Introduction
2.今日という名の風
3.Aurora
4.今年も雪が降る GIF_col_Movie.gif(PV視聴) 
5.understand GIF_col_Movie.gif(PV視聴) 
6.プリズム
7.かじっちゃお
8.北極星
9.the morning sun
10.さよならは言わずに
11.人間しすぎてhey hey hey
12.会いたくて
13.メロディに乗って
14.ほんの少しずつ
 
TV-CM col_Movie.png(TV 15秒スポット)

review from great musicians

 浜田省吾 

 2003年の秋、後に彼等のプロデューサーになる仕事仲間の友人から  
 彼等のデモ・テイクを聴かせてもらった。 
 陰影のある楽曲とヴォーカルが印象的だった。  
 メジャー・デビューが決まり、札幌から上京し、  
 東京での最初のリハーサルの日、スタジオを訪ねた。  
 1975年の春、広島出身の「AIDO」というバンドのドラマーとして  
 デビューした頃の気持ちを微笑ましく、そして切なく思い出させてもらった。  
 今日、久しぶりに新しいOLDの歌とサウンドを聴かせてもらった。  
 決して順風満帆の4年では無かったことを知っている。  
 しかし、この間地道にライブを積み重ね、鍛えられ、逞しくなった4人。   
 演奏も作品もバンドの本質的なところは変わることなく磨かれてる。  
 OLDのNew Album「Kujaku」素晴らしい出来栄えだ。 
 

 sleepy.ab 成山剛

 力強い包容力と真っ直ぐ突き抜けていく先進力に圧倒されました。
 迷いのない光と影の音世界は絶妙なコントラスト。
 この何年か4人が見てきたもの感じたもの
 それを余す事なく伝えるどころか少しはみ出してる?
 ってくらい満載なOLDのドキュメンタリーのようなアルバム。
 同じ札幌で活動を続ける心強い仲間です。
 
 
 
 

 増子直純(怒髪天) 

 生きているが故の「不安定な心情」 
 を音で表現できる数少ないバンドの一つだと思う。 
 非常に独特な空気感を持っていて、繊細なのに歪みもある。 
 スゲェ変わってるし(笑) 
 
 
 
 

 甲斐名都

 灰色の街に、鈍色の羽を広げて、クジャクが舞い降りた。
 
 アルバムを通して頭ん中に浮かんでくるのは
 どこか混沌とした街並。
 
 ただ自分自身と向き合うだけなら、それは勝手にやってればいいのだ。
 
 だけど、
 自分以外の誰かと
 街と
 時代と
 イキルコトと向き合い、
 さらにそこに自分を投影していく事を選んだら最後、
 一筋縄でいかないことだらけだ。
 
 闇も痛みも知っていながら
 光を歌わずにいられない。
 
 闇も痛みも知っているから
 光を歌わずにいられない。
 
 品川さんの紡ぐ世界観と声は、
 「あきらめてたまるか」
 と叫んでるように聞こえた。
 
 

review from OLD

今日という名の風

 

Dr 神田直樹

アルバムのスタートを切る曲。
こだわったのは「テンポ」と「バスドラムのチューニング」です。
テンポは今回どの曲もこだわりましたが、
”ライブ感のあるテンポ”を特に気を配りました。
 
特にこの曲はダンスビートと呼ばれるバスドラムの四分打ちなので
歌は伸びやかに、でもグイグイ進む感じにできたと思います。
 
バスドラムのチューニングはバスドラムの前にフロアタムを置いていわゆる”低音をかせぐ”仕上がりにしています。
 
バスドラムのアタックとフロアタムの鳴りで
ベンドするようにしているため、かなり重厚な音になっています。
最初から専門的ですんません。
 
 

Ba 大野量平

イントロは、アップライトベースを弓で弾きました。
弓の経験が浅く、何十回もテイクを重ねなんとかできました。
皆さんがこのアルバムに入り込む良いきっかけになれれば幸いです。
 
曲に入ると今度はジャズベにフラットワウンドの弦を張り、
それを弓で弾いています。
よーく聴いていると音が変わっていきます。
3、4弦を弓で弾くために1、2弦は張らずにレコーディングしました。
エレキベースを弓で弾くのも初めてで、レコーディング前は練習の毎日。
そしてサビは16分音符で弾いてます。
ここもすんげぇ大変だったなぁ。。
 
 

Gt 杉村博樹

大野大先生の華麗なコンバスの演奏から始まる曲。
 
アルバムの最初を飾るにふさわしい曲になったと思います。
荘厳な雰囲気から始まり、加速していく感じは、
演奏していて気持ちが良いです。
Introductionでのノイズは芸術が爆発した結果です。
曲全体では、基本四分のディレイをかけたシーケンスフレーズですが、
 
曲の展開と共にフレーズも展開していっています。
ストラトが凄く良い音で鳴ってくれたのが最高でした。
 
 

Vo,Gt 品川洋

『人』は考えるから、『人』なんだと思う
でも考え過ぎてしまえば
『人』が重くなりすぎて、身動きがとれなくなってしまう
その重さを、少しの間でも、取り除けるような曲があったらいいなと思った。
この曲を聴いた人が、少しでも重力から自由になってくれたらとても嬉しい。
 
 
 

Aurora

 

Dr 神田直樹

この曲もバスドラムの前にフロアタムを置いています。
そしてスネアは今回のアルバムで初参加の
ラディックの400とかいうヤツです。
このスネアが不思議なのです。
実際の音は派手でスカーン!!と激しい音がしますが
バンドの音の中に入ると馴染みが良いという素晴らしいスネアです。
不良だった三井くんがバスケット始めたら
問題起こさないみたいなもんです。三井400です。
僕はこの曲の2番のAメロのコーラスが好きです。
なんかサッカーみたいで燃え上がります。
ライブでこのコーラスが野太い声で聞こえてきたら
血がたぎる事うけあい。
 
 

Ba 大野量平

今日という名の風がオープニングの曲になると決まった時に、
次はこの曲がいい!と思いメンバーにお願いした曲です。
オーロラという事で、
キラキラしているギターをメインにベースはシンプルに。
レコーディングエンジニアの植松さんのミックスの素晴らしさもあり
オーロラをうまい事表現できたんじゃないかと思っています。
 
 

Gt 杉村博樹

印象的なリフから幕を開ける疾走感のある一曲です。
イントロはファズを踏んでます。
この曲は間奏がすげぇ良い感じになりました。
空にオーロラが輝いている風景が目に浮かぶと思います。
アコースティックギターのアルペジオを
メンバー全員とウエケンさんで弾きました。
神田君がぎこちない手つきでギターを弾いていたのが印象的です。
 
 

Vo,Gt 品川洋

華やかでも、鮮やかでもない世界に迷い込んだとき
僕らは、影ばかりを見ようとしてしまう
でも、例えばそれがAuroraではなかったとしても
あなたに上を見上げる気があるならば、意外に美しいモノが、
そこには見つかるのかもしれない。
 
 
 

今年も雪が降る

 

Dr 神田直樹

シングル曲です。
今回アルバム用にマスタリングした際、
シングルよりも低音がでてより丸みをおびた気がします。
シンプルなリズムですが実は難しい。
この曲をリリースされてから聞くのは今年で2年目ですが
「もうこんな時期かー」
 
みたいな気持ちにさせてくれます。
 
 

Ba 大野量平

思いっきり冬の歌です。
 
ベースのアレンジも、歌の景色が見えるように意識しました。
 
レコーディングでは、色々と弾く場所、力加減、
確かめながら優しく全体を包むようイメージしながら録りました。 
 
個人的にはギターがかなり好きです。 
 
雪が降る地方に住んでいる人は
こういう風に雪を感じた事があるんじゃないでしょうか?
 
 

Gt 杉村博樹

昨年出したシングルですが、リマスタリングしてます。
聴き比べると全然違うと思います。
すごくあたたかい一曲なので、
これからも冬が来る度に演奏したいです曲です。
 
 

Vo,Gt 品川洋

もしどこかの誰かが言うように
世の中の出来事全てに意味があるのなら
『雪』には、どんな意味が込められているんだろうか?
僕が『雪』に感じとることができた、最も素敵な・意味・を
この曲の中に封じ込めました。
この曲を聴いてくれる皆さんの心が
真っ白く染まりますように。
 
 

understand

 

Dr 神田直樹

この曲は最初から最後まで全部のフレーズのニュアンスを
完全に決め打ちしてからレコーディングにのぞんだ曲です。
 
オーケストラが入ったりエレピや壮大なギターが入っているため
かなりドラムもドラマチックになるよう意識しました。
 
オーケストラの方は僕らが全部録り終わってからやったのですが
最後のサビに入るリタルダンドにモノスゴなフレーズを
 
モノスゴなチームワークでバチっと決めていただきました。
ちなみにチューニングは僕の最も敬愛するチューナー
村上敦宏氏にお願いしました。
 
そう簡単に出せないどしっと来る感じがまた最高です。
音楽的なとこはそんな感じですが
僕は歌詞が共感してもらえるところがある気がします。
大切な人がいる人、今はいなくて理想を妄想している人、
そんな人達に心に届いて欲しいです。
 
 

Ba 大野量平

この曲を初めて聴いたのはOLD結成よりはるか前の高校生の時でした。
友達の家でシナが曲できた、って言って弾き語りで聴いたのが最初。
 
あれから10年。。
 
こーやってCDとなって皆さんに聴いてもらえるのは
ミュージシャン冥利につきます。
 
是非聴いてください。
 
 

Gt 杉村博樹

僕がOLDを始めたのはもう8年?くらい前ですが、
それよりもずっと前からシナとは知り合いでした。
一番最初に聴いたオリジナルの曲はこの曲だったと思います。
高校生ぐらいかなぁ?
ようやくCDに出来るのは嬉しいです。
 
ギターはイントロはレスポールが炸裂してます。
往年の名ギタリストの様な、
顔(表情)で弾くギターってのをやってますが、
 
CDにそれが出てるでしょうか(笑)
サビではバッキングの他に、アルペジオを弾いてるんですが、
 
一つのフレーズを分解して左右に分けて弾きました。
頭がこんがらかって大変だったのを覚えてます。
ちなみにロータリースピーカーの音ですが、エフェクトじゃなくて、
本物のヴィンテ-ジのレスリーを慣らしています。
気持ち良い音でした。
 
 

Vo,Gt 品川洋

アルバムの中で最も古い曲です
僕が高校3年生の時に書いたラブソングです
今の僕が付け加える言葉は見当たりません
是非、聞いて下さい。
 
 

プリズム

 

Dr 神田直樹

この曲は僕もギターを弾いています。
とにかく人数!ということで他にプロデューサーのウエケンさんと
 
キーボードを弾いてくれた川尻さんも参加。
僕は色々とアレなので一番後ろで弾きました。
なんだかギター愛好会みたいな雰囲気でした。
ドラムに関して言えばこの曲はツインペダルを使用しています。
弦楽器は”ライトハンド”というヘビメタの人が
寝起きの挨拶代わりにやるようなそんな技を使っているので、
負けじと僕もヘビメタの人が散歩代わりにやるような技を使いました。
あとスネアは三井400です。
いわば僕らなりのヘビメタ界へのリスペクト。
 
でも本場モンにはかないません。
ライブで一緒に楽しみたい曲の一つです。
 
 

Ba 大野量平

ハッピーな曲っすねー。初のライトハンド。しかもハモってる。
ポコポコした音にしたくてウクレレ用のフェルトのピックを使い
ブリッジミュートで弾き、
 
家用の9000円のVOXのちっちゃいアンプをならしました。
キーボードはススキノのあるライブバー
BRITS BEAT CLUBオーナーの川尻さんに。最高です。
 
 

Gt 杉村博樹

聴いて解る通り、すげぇ楽しかったです。
楽しかった割に、プレイはしんどかった。
全編ライトハンドなので、ほんと腕がピキピキ!
ライブでやるのが怖いです。(何回か演りましたけど)
この圧巻のナイアガラサウンドのアコギは、
6人で6本(うち一本は12弦)同時にアコギを鳴らして、
それを3~4回繰り返した結果です。すごいですよね。
本当にとんでもないギターサウンドになりました。
 
 

Vo,Gt 品川洋

何にもやる気が起きない時は
僕はひたすら静かに過ごします
そのうちに自分の心の声が少しずつ聞こえてきます。
最初も最後も、結局は自分
自分の中からプリズムを見つけるしかないと思う。
軽快なリズムと共に。
 
 

かじっちゃお

 

Dr 神田直樹

この曲は「速いクセにリズムが切り替わる」という、
ドラマー的に最もコピーしたくない曲のタイプです。
僕はこの曲の2番に入る前の3秒程度のフレーズのために
わざわざツインペダルを買いました。
でも採用されたテイクはかっちり演奏したモノではなく、
 
メトロノームを使用しないラフなテイクが多数決で採用されました。
あまりのラフさ加減に、
 
「ペダルも別にわざわざ買わなくても良かったんじゃねぇかな?」
という疑問が脳裏をよぎりました。
たぶん良かったんだと思います。
 
 

Ba 大野量平

この曲はシナがデモの段階でかなりアレンジが決まってまして、
それを自分なりに再現しました。
Aメロのグリッサンドが肝になっています。
早くライブでやってみたい一曲です。
 
 

Gt 杉村博樹

Bassmanが鳴りに鳴ってます。
あんま悩まず「わーっ!!」って弾いたらこうなった感じっす(笑)
むしろ俺より、歌いながらこのフレーズを弾いてるシナに拍手!
 
 

Vo,Gt 品川洋

図太いギターの音と、走り続けるリズムがあれば
人は案外簡単に、前向きになれるのかも。
ノって下されば、幸いです。
 
 

北極星

 

Dr 神田直樹

この曲は今回最も速い曲です。
実はドラムにフランジャーというエフェクトが常にかかっています。
 
ひょわひょわしてるはずです。
もちろん速い曲で勢いや激しさはありますが、
 
ボーカルが常に高い声で張っているため、
うるさいドラムにはしたくありませんでした。
きちっとチューニングして良い音を作って分離させるのを心がけました。
ちなみに最後のサビに入る前のフレーズは、
 
昔に僕が目の下に黒いの描いてた頃の名残りがある気がします。
 
 

Ba 大野量平

以前からライブでやってた一曲です。
レコーディングするにあたってアレンジし直しました。
全体の印象はそんなに変わってないんですが、
ベースラインはかなり変わりましたねー。
スピードは殺さずに、できるだけうねるよう気をつけて弾きました。
 
 

Gt 杉村博樹

今回のアルバムで僕が書いた曲です。
甘酸っぱいですねー。
ギターはテンポが速いので勢いで弾いてます。
すげぇ格好良い仕上がりになったと思います。
 
 

Vo,Gt 品川洋

このアルバムの中で唯一自分が書いていない曲。
感情移入に苦労したが
自分の曲とは一味違う歌が録れたと思います。
疾走とはエネルギーの放出であり
エネルギーの放出とは輝きである。
この曲の中には疾走感があります。
 
 

the morning sun

 

Dr 神田直樹

アルバム中最もダークな曲です。
歌詞は色々と比喩表現していますが内容はやはり陰な部分なので、
 
自然とドラムもそういう方向へと進みました。
まずは要所でなっているスネアのロールを
何度もオーバーダビングして
軍隊がかかとを鳴らしながら行進するようなイメージを作りました。
リズムもフロアタムを使い地を這うような低音で
押し進める感じを出しました。
この曲はストリングスが入ることで痛々しさが和らいで
世界観もぐっと広がったと思います。
 
 

Ba 大野量平

アルバムの核になる曲ではないでしょうか。
2サビ後のガーガーピーピー鳴っているのは
ベースにネギさんから借りたFuzz Factoryをつなげて
弾きました。
 
当初はピーピー鳴らす予定はなかったんですが、
偶然なってそれが良かったんで採用になりました。
 
とんでもなく凄い弦アレンジは
札幌でsleepy.abのプロデュース等している田中さんに。
ありがとうございました!!
 
 

Gt 杉村博樹

アルバム中、最も重い一曲です。
何かを感じてくれると良いなと思います。
sleepy.ab等のプロデューサーの田中さんの弦のアレンジが凄いです。
ギターは出来る事を全部やりました。
ソロのボトルネックは会心のベストテイクです。
これはグッドソロですよ。
 
 

Vo,Gt 品川洋

僕たちは、毎日、問いかけられている
このまま生きるのか?それとももう止めるか?
朝日の光ほど、残酷な輝きはないだろう
絶望も希望も一緒くたに照らし飲み込んでいく。
地球は決して止まらずに回り続ける
それは喜ばしいことなのか?
それとも悲しいことなのか?
 
 

さよならは言わずに

 

Dr 神田直樹

OLDの中では新しいタイプの曲だと思います。
Aメロのクローズリムショットをわざと遅らせて
ハットと合わせてフラムの効果を得ています。
このリズムのヒントはD'Angeloから得ました。
・・・ウエケンさんが。
8分の刻みでハネてる感を出すのが大変でした。
あとスネアの上にA4のノートを置いて叩きました。絶妙なミュート具合。
そんな様子も想像しながら聴いてみてください。
 
 

Ba 大野量平

元々はバンドでバラード調のアレンジをしていたものを、
ウエケンさんの手により大変身した曲。
 
それを植松さんが最高のミックスで仕上げてくれました。
Aメロのベースの音がとても気に入ってます。
この曲は特にリズム隊がキーマンになっているので
神田君とみっちり練習してレコーディングしました。
 
 

Gt 杉村博樹

リズム隊の音がクラブ的で良い感じです。
ギターはディレイとワウを駆使して面白い事になってます。
サビはシンプルですが小気味の良いリズムで楽しいですね。
 
 

Vo,Gt 品川洋

人は誰でも孤独を持っている
孤独はとっても苦いけど
孤独の中にはとっても大事な効能がある
その淋しさ故に、人は人を強く求めるということ
誰かの腕を放さない為の力に
きっとそれが孤独の正しい用法だ。
 
 

人間しすぎてhey hey hey

 

Dr 神田直樹

OLD流ロケンローです。
この曲は最初は8ビートでもうちょっともっさりしてました。
「にーんげーんしーすぎーてへへいへーーーい」
みたいな。
 
文面だけで伝わっただろうか?
実はかなり前に録音が終わっていて、
 
これを録っていたのはちょうど
Jake stone garageとツアーを終わった頃。
彼らと過ごした時間がまさにここで表れている気がします。
 
 

Ba 大野量平

弦をフラットワウンドに張り替え、粘っこく弾きました。
あとはもーとにかく細かい事は何も考えずガツンとやるだけです。
珍しくシナ以外の三人のコーラスが吹き込まれました。
 
 

Gt 杉村博樹

何も決めずに、とにかくガツンと弾きました。
アンプ直でガンガンです。
早くライブで演奏したい曲ですね!
 
 

Vo,Gt 品川洋

ロックンロールが好きです
ロックンロールは人を無条件に元気にしてくれるから。
時々は、難しい事なんて忘れたフリして叫びましょう
この曲がそのお手伝いをしますので。
 
 

会いたくて

 

Dr 神田直樹

この曲も「人間しすぎて~」と同時期にレコーディングしました。
OLDの中でも数少ない直球ポップです。
この曲で初めてローチューニングにトライしたのを憶えています。
ハイピッチよりもローピッチが実はOLDに合う。
ナッツもいいけどチョコも合うみたいな。
そんなサウンド。
 
 

Ba 大野量平

このアルバムの中で一番シンプルなベースアレンジですね。
最初にバンドでせーので合わせた形から基本ほとんど変わってないです。
若干の歪みはアンプで歪ませました。
Fender Custom Shop Rumble Bassを使ったんですが、
このゴリゴリ感が特に気に入ってます。
 
 

Gt 杉村博樹

得意の付点八分のディレイリフが炸裂してます。
悩まずアレンジの出来た曲です。
アウトロの何とも言えないノスタルジックな雰囲気がすごく素敵です。
 
 

Vo,Gt 品川洋

食べた事のない果物が
きっとまだ世界のどこかにある
それは涙がでる程、酸っぱくて
笑みが治まらなくなる程、甘いんだ。
 
 

メロディに乗って

 

Dr 神田直樹

今回のアルバムで唯一のカホンでプレイした曲です。
なのでこれまでの曲のようにチューニングはほぼありません。
この曲の僕のベストな聴き方は大音量です。
アコースティックが故に大音量。
アコギとカホンの深いリバーブ感が心地いいです。
 
 

Ba 大野量平

唯一のアコースティックナンバー。
ずっと休符の刻みを弾いてます。地味にもんのすごい大変でした。
同じタイミングで同じ長さの音符を引き続けるんで、
 
少しずれると目立ってしまうので細心の注意をはらって弾きました。
トライアングルにも初挑戦。
普通ヒモを手で持ってその手でミュートをするんですが、
 
それがなかなか難しくて神田君からシンバルスタンド借りて、
それにぶらさげて叩きました。
 
 

Gt 杉村博樹

アコースティックアレンジの名曲です。
スタッカートの効いたベ-スとカホンのリズムが曲を良く表現してます。
テーマになってるギターアレンジはとても気に入ってます。
 
 

Vo,Gt 品川洋

音楽にはどんな事が可能なんだろう?
伝えきれない想いを
もし音楽に乗せて届ける事ができるなら
この曲を歌い続けたいと思う。
そして僕と同じように、伝えきれない想いを
その喉の奥に詰まらせている人がいるのなら
せめてこの曲が、その人の背中を摩ってあげられますように。
 
 
 

ほんの少しずつ

 

Dr 神田直樹

アルバムのラストを飾る曲は浮遊感漂う壮大な”愛”の歌です。
ドラムに関してこの曲はなんといってもリズムが変わる部分が特徴。
スネアを2つ置いてチューニングをローピッチとハイピッチにします。
僕は太鼓をたくさん置く、
いわゆる「多点セット」はあまり好きじゃないので
こんなフュージョンチックなのはいまいちでしたが、
人に見られないレコーディングは別。
 
ノリにのってやりました。
色々リズムや雰囲気は切り替わりますが、OLDの王道。
世界観を楽しんでいただけたらなと思います。
 
 

Ba 大野量平

この曲のベースはサビがすごいんです。ウエケンさんマジックです。
ベーシストの皆さん、耳コピしてみてください。
コードの構成音なんぞおかまいなしのワンフレーズ。
かっけー。
 
 

Gt 杉村博樹

アルバムラストにどうしても入れたかった曲。
じっくり聴いて下さい。
左右にディレイのギターを振りました。それ以外は本当にシンプルです。
テンポが変わるところはグルーヴが出るようにがっつりやってます。
これでアルバムが終れて本当に良かったです。
 
 

Vo,Gt 品川洋

目的は、全てを包み込むことでした、
この曲をつくった目的は。
僕たちミュージシャンは
自分の中に足りない何かを、音で埋めようとする生き物です。
僕たちOLDが、世の中に、自分たちの音楽を聞いてくれる人達に
あげられるモノがあるとすれば、それはやっぱり音楽です。
僕たちの中のありったけの愛を
この曲に込めました。
何か美しいモノを感じてくれる事を祈って
今、この曲を、あなたに届けます。
是非、聞いて下さい。
 
 
 

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